ピティナ・ピアノコンペティション
                 ---道内各地の予選・北海道本選大会を実施
ピティナ北海道支部にとっても会員の皆さんにとっても一年で最も大規模な催事が、『ピティナ・ピアノコンペティション』です。日本全国各地で予選・本選を行い、各地の代表者が決勝大会でその技術と表現力を競うもので、ここを登竜門にピアニストとして活躍されている方も大勢います。
私共は、その北海道地区の予選・本選大会の運営を担当しております。
ピティナ・ピアノコンペティションについて
ピアノコンペティションの主旨 
@ ピアノ学習者及びピアノ指導者の学習・研究の一つの目標となるために。
A 国際感覚を持った指導法の研鑽のために。
B 優れた音楽的才能を発掘・育成するために。
C ピアノ教育レベルの地域間格差を解消し、全国的な音楽文化の普及と向上のため に。
開催部門/選抜方式
ピティナ・ピアノコンペティションは、二段階もしくは三段階の選抜式(シニア部門は除く)で、相対評価で演奏を競います。どなたでも参加できますが、特にピアノ演奏に自信のある方に参加をお薦めします。部門は4つあり、ソロ部門、デュオ部門、コンチェルト部門、グランミューズ部門に分かれています。
(コンチェルト部門は2005年度は開催致しません。次回は2007年度の予定です)
※詳しくは、全日本ピアノ指導者協会本部ホームページをご覧下さい。
■課題曲について
ソロ部門の課題曲は、各級ともにバロックスタイル、クラシックスタイル、ロマンスタイル、近・現代スタイルの4種に分かれて、数曲ずつ提示されています。参加者はそれぞれ1曲ずつ、合計4曲を準備します。その内2曲を地区予選で、残りの2曲を地区本選で演奏します。ただし選択の仕方に制約がいろいろあり、特に地区予選では近・現代スタイルに属す課題曲を含まなければならないことに注意して下さい。
※各課題曲については全日本ピアノ指導者協会本部ホームページをご覧下さい。
■審査方法
  1. 審査は公開の場で行なう。但し、参観希望者多数の場合は、入場制限を行なうことがある。
  2. 審査は当協会所定の採点票により、審査員の署名入りで行なわれる。採点票は参加者全員に交付されます。
  3. 審査は次の12項目を考慮し、厳正かつ公平に審査される。
    1. 音の正確さ、明確さ
    2. 音色の美しさ
    3. 拍子とリズムの正確さ
    4. テンポの選び方 
    5. メロディーと伴奏のバランス
    6. 暗譜力
    7. ディナーミクの変化
    8. 情感の表現力 
    9. 曲の構成力
    10. ペダリング(幼児は除く)
    11. 本番における集中力
    12. ステージマナー
  4. 演奏順番は、検定、地区予選、地区本選においては、事前に厳正な抽選を行なって決定する。全国決勝大会では五十音順に並べ、1番目の演奏者を抽選で決定する。
  5. 審査は演奏番号(参加番号)のみによって行なわれ、参加者氏名、指導者氏名等は一切伏せられる。又、地区本選、全国決勝大会においては、通過予・本選名も伏せられる。
  6. 地区予選では、審査員が自身の生徒の採点をすることができない。止むを得ず審査員の生徒がその地区に参加した場合、その生徒の級の全ての参加者の採点を行なわず、講評のみとする。(Jr.G・G特級・デュオ2台の各予選、全級地区本選、全国決勝大会はその限りではない)
■指導者賞について

指導者の先生方の大変なご苦労、継続的かつ多様なご指導に対して『ピティナ指導者 賞』を授与しています。指導者賞は、ピティナ・ピアノコンペティション・ソロ部門 とデュオ部門・コンチェルト部門に関する次のいずれかに該当する方が受賞の対象と なります。昨年度は、全国で280名の指導者が受賞されました。

  • 地区本選(第二次予選)に8名以上の生徒を参加させた方。
  • 全国決勝大会に2名以上の生徒を参加させた方。
  • 地区本選(第二次予選)に6名以上、尚かつ全国決勝大会に1名以上の生徒を参 加させた方。
  • ピティナ・ピアノコンペティション地区予選、第一次予選、ピティナ・ピアノステップおよび ピティナ・ピアノ演奏検定において、1997年以降の年度内累計ポイントが120ポイン トを超えた方。 ※生徒一人を上記ステージに参加させることを1ポイントとする。 

※デュオ部門はペアで1人分、また、同一人物が2ヶ所の地区本選に進出した場合 も、1人分とみなす。同一人物が別部門に参加する場合は、別扱いとなる。  
※G級・特級の第一次予選奨励賞は本選進出扱いに、また第二次予選優秀賞を全国決勝進 出扱いとする。
※Jr.G級全国決勝大会、デュオ2台全国決勝大会は地区本選扱いとする。
※グランミューズ部門とソロ部門を併願した場合は一人分とみなす。
※グランミューズ部門でカテゴリーを併願した場合、一人とみなす。Dカテゴリーはペアを一人分とみなす。 
※コンチェルト部門は、地区予選奨励賞をソロ部門本選進出扱いとする。  
※指導者賞受賞の対象は個人の指導者のみで、音楽教室などの団体は受賞の対象に はならない。  
※申込書に指導者の記入がある場合のみ対象となる。  
※当日参加者が欠席した場合は、ポイントに換算しない。
※地区本選参加はポイントに換算しない(地区予選のみ換算)